クイズ・その“節電術”は〇か✗?
ℚ1、風量設定はできるかぎり「弱」で使う 〇か✗?
ℚ2、風向きは「水平」に設定し冷やす 〇か✗?
ℚ3、暑いときは、風量を 「強」にするより温度を下げる 〇か✗?
ℚ1正解は!~答え合わせ&解説
ℚ1、風量設定はできるかぎり「弱」で使う
→〇か✗?
✅【答え:×】
解説: 風量を『弱』に設定すると熱交換器を通る空気の量が減って熱を集めるのに時間がかかり、圧縮機に負荷がかかります。
『自動』だとエアコンは効率的に熱を運び出してすばやく部屋を涼しくしたのち、温度を維持できるよう効率的な安定運転を続けます。
そのため、風量は「弱」より「自動」のほうが省エネにつながります。
ℚ2正解は!
ℚ2、風向きは「水平」に設定し冷やす
→〇か✗?
✅【答え:○】
解説: 冷たい空気は重く、床付近にたまる性質があります。
天井に暖気がたまっていると、床付近が十分涼しくなっていても、エアコンはさらに部屋を涼しくしようと必要以上に運転してしまいます。
風向を「水平」にすると、冷たい風が天井付近から床方向に自然に下りていくので、余計な電力消費を抑えながら、部屋全体を涼しくすることができます。
また、扇風機、サーキュレーターとの併用も効果的です。機器はエアコンと向かい合わせに置いて、床付近の冷気を斜め上の天井方向に持ち上げるのがコツです!
ℚ3正解は!
ℚ3、暑いときは、風量を 「強」にするより温度を下げる
→〇か✗?
✅【答え:×】
解説:エアコンの冷房を使っていても暑さを感じる時、設定温度を下げるのが一般的ではないでしょうか。
実は、温度を下げるより風量を「強」にすることで涼しさを感じることができ消費電力も抑えることができます。
設定温度を下げたとき、エアコンは室内の空気中からより多くの熱を集めるため、圧縮機の運転を強めるます。
一方で、風量を「強」にすると室内機のファンの音が大きくなり、電気をたくさん使っているように感じますが、ファンが使う電力は、圧縮機が消費する電力と比べるとわずかです。
人の体感温度は、室温だけでなく、湿度や気流によっても変化します。室温を下げる代わりに風量を強くすることで体感温度が下がり、涼しく感じられます。
まとめ
皆さんの認識は合っていましたでしょうか?!
正直、私は全部勘違いしていました^^;
普段、エアコンを使う際に節電のつもりでしていることでも、逆効果になっていたかもしれません…
また、エアコンの使用時間を無理に抑えると、熱中症リスクが高まることもあります。少しでも参考にしていただけましたら幸いです。
その日の気温や湿度、体調などに合わせて、節電にも配慮したエアコンの適切な使い方を意識してみましょう。
今年も暑い夏が予想されますが、エアコンを上手に使って快適で健康的な夏をお過ごしください★
※今回の結果は大手エアコンメーカーの情報で、一つの目安です。住環境や温度によって結果は変わりますことをご了承ください。