従来のガラス製ミラーが抱える問題点
一般的な安全ミラーの多くはガラス製です。 ガラスは鮮明に映る反面、大きな弱点があります。
割れる危険性
もしフォークリフトのマストや、運搬中の荷物がミラーに衝突したら・・・
ガラスが割れ、鋭い破片が広範囲に飛び散る可能性があります。
作業員が怪我をする二次災害や、破片の清掃によるライン停止にもつながりかねません。
重さ
ガラス製ミラーは重く、設置場所の壁にしっかりとした補強が必要だったり、取り付け作業自体が大掛かりになったりします。
こうした万が一の危険や、設置の手間を解決するために開発されたのが、『ビバミラー』です。
割れない安全ミラー、『ビバミラー』とは?
『ビバミラー』は、アクリル板に当社自慢の高機能フィルム「ビバミラーフィルム」を貼り合わせた製品です。
下記より、その特長をご紹介します。
その1:【高い安全性】衝撃に強く「割れない」
最大の特長は、なんといっても「割れない」こと。
素材がアクリル複合板(樹脂製)のため、ガラスのように粉々に割れて破片が飛び散ることがありません。
万が一、フォークリフトや台車が強く衝突しても、ミラー本体が歪んだり凹んだりするだけで、作業員の安全を守ります。
その2:【軽い】
ガラスミラーと比較して非常に軽量です。
軽いということは、設置が簡単ということ。
壁への負担も少ないため、大掛かりな補強工事も不要。
女性でも簡単に持ち運んで設置作業が可能です。
その3:【高耐久】表面が「傷つきにくい」
「樹脂製のミラーって、すぐに傷だらけになるんじゃ…?」
ご安心ください。
表面に貼られた「ビバミラーフィルム」は、表面のビバコート層により、傷や薬品に対して高い耐久性をもっています。
工場内のタフな環境でも表面の美しさを長く保ちます。
ビバミラーを導入する際の「注意点」と「最適な用途」
ここまで良いこと尽くめのように見えるビバミラーですが、一つだけ知っておいていただきたい特性があります。
それは「数m離れると、少しゆがんで見える」という点です。
ビバミラーはガラスミラーのように遠くの景色までクッキリと映すのは少し苦手です。
だからこそ、ビバミラーは以下の用途に最適です!
【ビバミラーの最適な用途】
工場の「身だしなみ鏡」として
作業場に入る前の、ヘルメットのあご紐チェック、作業着の着こなし、帽子への毛髪の入れ込み確認など、
近距離で自分の姿をチェックする「安全・衛生ミラー」として最適です。
割れる心配がないので、人の往来が激しい出入り口にも安心して設置できます。
近距離の「死角確認ミラー」として
棚と棚の間、ラインの合流地点、階段の踊り場やT字路など、死角に人や台車がいないかを確認する用途にピッタリです。
近距離の対象物をしっかり視認し、出会い頭の衝突を防ぎます。
遠くや広範囲を鮮明に見る用途には向きませんが、「近距離の安全確認」という目的を絞って導入いただくことで、
ビバミラーの「割れない・軽い・傷つきにくい」というメリットを最大限に活かすことができます。
まとめ:安全な職場づくりは、適材適所のミラー選びから
工場の安全対策は、ヒヤリハットをひとつずつ、確実に潰していくことが重要です。
「うちの工場のミラー、割れたら危ないな…」
「作業前の身だしなみチェックを徹底させたい」
「手軽に設置できる安全ミラーを探している」
このようにお考えでしたら、ぜひ「ビバミラー」をご検討ください。
割れない安心感と手軽さで、皆さんの職場の安全レベルを一段階アップさせるお手伝いをいたします。